冬に入る前にできること。車のサビ修理は“もう先延ばしできない”時期です
2025.11.04こんにちは、サビプロ北海道です。
11月に入り、北海道では初雪や路面凍結のニュースが当たり前のように聞こえてくる季節になりました。すでにスタッドレスタイヤへの交換を終えた方もいらっしゃるかと思いますが、冬の備えはそれだけでは十分とは言えません。
この時期、特に見直していただきたいのが車のサビ修理です。
雪道を走るうえで避けて通れない「融雪剤(塩化カルシウム)」は、車にとっては天敵。すでに進行中のサビを放置したまま冬に突入すれば、腐食が加速し、最悪の場合は構造的なトラブルや車検不合格につながることもあります。
今回は、「サビをどこまで自分で修理できるのか?」「どんなサビはプロに任せるべきか?」「11月の今こそ修理しておくべき理由は何か?」について、北海道の実情を交えながらお伝えします。
なぜ冬前の11月にサビ修理が必要なのか?
サビは金属の酸化によって発生するもので、水分・酸素・塩分の3つが揃うことで急激に進行します。とくに北海道では、これから迎える長く厳しい冬の間、道路に大量の融雪剤がまかれ、車の下回りやマフラーに塩分が蓄積されていきます。
夏から秋にかけて発生した軽度のサビが、融雪剤と湿気によって一気に深刻な腐食へと進むのが11月〜翌春までの期間です。そのため、今の時期にすでに発生しているサビを修理・処理しておくことが、冬の「サビの連鎖」を断ち切るカギとなるのです。
自分で対応できるサビ修理とは?
小さなサビであれば、自分で処理することも可能です。たとえばボディ表面の小さな茶色い点サビや、ナンバープレート付近、ドアのふちなどにうっすら現れた変色程度であれば、市販のサビ取り剤やタッチアップ用品を使って補修することができます。
作業の基本は、サンドペーパーで軽く削り、サビ取り剤で酸化部分を処理し、下地となるプライマーを塗ったうえで、車体色のタッチアップペンで補修。最後にコンパウンドで磨いて仕上げるという流れです。
ただし、これらはあくまで「表面的な軽度のサビ」の場合に限られます。内部にまで進行したサビや、鉄板に浮きやへこみが見られるような状態では、DIY補修では根本的な解決にはなりません。
どのようなサビはプロに任せるべきか?
見た目は軽そうでも、以下のような症状がある場合は、内部で腐食が進んでいる可能性が高いため、プロの修理が必要です。
・下回りやフレーム部分に複数箇所の変色・腐食が見られる
・指で押すと柔らかくへこむような感触がある、または塗装が浮いている
・マフラーから排気漏れのような音がする、あるいは異音がする
こうした症状を放置してしまうと、マフラーに穴が空いたり、フレームが変形して車検に通らなかったりするケースも出てきます。特に冬場は、下回りの確認がしづらくなるため、「まだ目視できる今のうち」に処置しておくことが最も効果的です。
サビプロ北海道の修理方法と防錆の流れ
サビプロ北海道では、目に見える範囲だけでなく、構造内部まで進行しているサビにも対応できる技術と設備を備えています。
サビの程度に応じて、まずはサンドブラストによる徹底的なサビ除去を実施します。これは高圧で研磨材を吹きつけ、塗装では届かない奥のサビまでしっかり削り落とす工程です。腐食によって穴が空いてしまった部分には、鉄板の溶接修理を行い、強度を回復させます。
仕上げには、高性能な防錆剤(Tectylまたはノックスドール)でコーティング処理を行い、再発を防ぎます。冬の融雪剤や泥はね、湿気からしっかり車体を守る下地を整えることで、サビの再発リスクを大幅に下げることが可能です。
修理のコストは「先送りするほど高くなる」
サビ修理にはコストがかかるというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、軽度のうちに処理すれば数千円〜数万円台で収まるケースが多くあります。
一方で、サビを放置したまま進行させてしまうと、マフラー交換やフレーム補修、さらに一部車両では全体の構造部品交換が必要となり、修理費用が10万円〜20万円を超えることも珍しくありません。
サビは「時間が解決してくれる」ものではなく、「時間とともに確実に悪化する」問題です。だからこそ、今の時期に手を打っておくことが、結果的に費用とリスクを最小限に抑えるポイントになるのです。
査定や売却を考えている方も要注意
サビの状態は、車の査定価格に直接影響します。たとえばフレームやマフラーに腐食が見つかると、下取り額が数万円単位で下がることがありますし、ひどい場合には「買取不可」と判断されてしまうことも。
サビプロ北海道では、売却前の防錆処理や、「サビの少ない中古車を探したい」方向けの車両選定アドバイスも行っています。今後は、「サビプロ認定車」として状態の良い中古車を明示的にご紹介できる仕組みも整えていく予定です。
まとめ|11月は“雪が降る前の最後のチャンス”
北海道の冬道に欠かせない融雪剤は、車にとっては大きな負担となります。そして、その影響を最も受けやすいのが、すでにサビが始まっている状態の車です。
だからこそ、冬が本格化する前の11月という今このタイミングこそ、サビのチェック・修理・防錆施工に最適な時期なのです。
少しでも気になる箇所がある方、自分で対応すべきか悩んでいる方は、まずはお気軽にサビプロ北海道へご相談ください。冬に備えた“最後の準備”として、確かな防錆と修理をお手伝いさせていただきます。
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